壁紙・クロスは張替えか?塗り替えか?
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このページでは「壁紙・クロスは張替えか?塗り替えか?」をご紹介しています。
壁紙・クロスをキレイにしたい場合、張替えと同じように検討されるのが壁紙・クロスの塗り替えです。
張替えと塗り替えではどちらが良いのでしょうか?
どちらにも一長一短があるので一概には言えませんが、メリット・デメリットをご紹介しますので、ご自身のお住まいにあった方法を見つけてください。
ここでは、「壁紙・クロスは張替えか?塗り替えか?」についてご紹介します。
壁紙・クロス張替えと塗り替えの費用比較
まず、壁紙・クロスの張替えと塗り替えの費用を比べてみましょう。
張替えの場合も塗り替えの場合も、業者の作業工賃は様々ですので、ここではあくまで材料費のみで比較しています。
日本の住宅において、6畳の部屋の壁面はおよそ30平方メートルになります。
この6畳の部屋のクロスを塗り替えする場合、約4Lの塗料と道具が必要です。
塗料代が約5,000〜6,000円、道具代が1,500円、合わせて約6,500〜7,500円が必要となります。
一方、クロス張替えの場合、シンプルな無地のクロスであれば約6,000〜7,000円、必要な道具が約1,000円です。
柄が入ったクロスであれば、種類にもよりますが1mあたりの材料費が400円を超えるので、30mならクロス代だけで約12,000円となります。
シンプルな無地のクロスにするのであれば、張替えと塗り替えは費用面において、あまり違いはありませんね。
壁の状態によって工法を選ぶ
張替えか塗り替えかを重要となるのが、壁の素材・状態です。
というのも、クロスの方が塗装より壁の下地に影響を受けないのです。
塗装は、下地に凹凸がある場合、その凹凸がそのまま形となって現れます。
例えば、木目が出ている下地にそのまま塗装した場合、木目がくっきりと模様として現れます。
もちろん、「下地の材質感をそのまま活かしたい」という場合には塗装は非常に有効な手段です。
また、壁面が入り組んだ造りになっている場合、塗り替えの方が適している場合もあります。
一方、クロスは木目くらいの凹凸には全く影響を受けません。
キレイな平面の壁に仕上げたい、クロスの質感・柄を楽しみたいという場合は張替えを選択しましょう。
壁紙・クロス張替えの費用を抑えるポイント
上述のように、張替えにも塗り替えにも長所や相性というものがあります。
以下に各工法をオススメする事例をまとめましたので参考にしてください。
壁紙・クロス塗り替えがオススメの場合
・壁下地自体の質感や、オリジナルの空間を楽しみたい時
・室内の壁面が複雑な造りになっている時
・既存のクロスに破れや剥がれが無く、費用を抑えたい時
壁紙・クロス張替えがオススメの場合
・既存のクロスが破れたり剥がれたりしている時
・クロスのデザインを楽しみたい時
・イメージ通りの色に仕上げたい時